龍爲製菓「しっとり焼かりんと」

 

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今日は龍爲製菓「しっとり焼かりんと」を買いました。

 

龍爲製菓は「黒棒」専門!

なんだかすごそうですね〜。

 

社名はHPによれば、現社長の祖父「龍 為雄」さんから来ているようです。「キムタク」さんと同じ略し方ですね。

 

黒棒とは、小麦粉ベースの生地を焼いて、黒糖で味付けした九州の郷土菓子のことのようです。

 

僕はお菓子好きな中年ですが、実はまだ食べたことがない…

しかし!気になって再度スーパーに行きチェックしたところ、

ありました、黒棒!

龍爲製菓さんのものではないですが、近いうちに買います!そして食べます!

 

 

さて、その龍爲製菓さんが作る「しっとり焼かりんと」。

さっそくいただきます。

 

 

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噛むと外側はサクッ。中はしっとりとした食感。

若干「カントリーマアム」的か?

と思っていたら

いきなりズドンと、黒糖!!

ひたすら黒糖!!

なんとなく麩菓子っぽい味を想像していましたが、そんなもんじゃない。

麩菓子はかじると中が概ね白いですが(そうでないものもあるでしょうが)これは中まで黒糖。とにかく黒糖。

しっかりしみています。

 

黒糖が苦手なかたには、ちょっと厳しいかもしれません。

が、僕は黒糖好きなので、全然問題ありません。

袋には保存に便利なチャックがついていますが、必要無し!

一気食いです。

中年のおっさんがお菓子を貪り食べているというのはなんともお恥ずかしい限りですが、美味しいので仕方がない。

 

食べながら、ふと思い出したのですが、僕が子供の頃、国語の教科書には狂言の「附子」(ぶす、と読みます)が載っていました。

 

その話の中に樽のような入れ物に入った黒糖(と記憶していますが、多くの解説では砂糖と書かれています)が出てきます。

 

「附子」というのはトリカブトの毒のことです。

 

主人はこの黒糖を盗み食いされないように太郎冠者と次郎冠者(ロクなことをしない2人組)に「毒で危ないから触るな」と言いつけて出かけます。

 

ロクなことをしない2人組は、もちろん触ります。黒糖だとわかって食います。全部。

 

で、主人にどう言い訳しようか、ということになり、主人が大切にしていた茶碗や掛軸を、ひたすら壊す。

 

そして、主人が帰ってきて、言い訳します。「相撲をとっていて壊しました!」

で、「死んでお詫びをっ!」と思って2人で附子を食ったものの「死ねません!!!」

 

というお話ですね。

 

この話の黒糖が、めちゃくちゃ美味そう!!と強く思ったのを記憶しています。

 

僕の妄想の中では、樽の中の蜜状の液体の中に艶やかな黒糖の塊がゆらゆら浮かんでいるイメージでした。

 

「食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい…」

と念じているうちに、教科書のページの上に涎がズドッと落ちたのでした。

(「ポタッ」とか「つとーっ」とかいうレベルではなく、まさに「ズドッ!」という量でした…)

 

 

今日もコリスガム「フエラムネ」買いました。

 

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「太陽の光で色が変わるおもちゃ」出ても出なくても買い続ける所存ですが、そういう「無欲」(?)が福を呼ぶか!?

 

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これは…

まさか、当たり!?

「太陽の光で色が変わるおもちゃ」でしょうか??

日没後のため、確認できませんでした…

明日は天気が良くないようです。

明後日も天気が良くないようです…