高配当につられて買ったらダメですか!?

今日(5/11)の日経平均はまた大きめに上昇しました。

終値は20390.66円。

前週末比211.57円高でした。

日経平均VIは、28.01。

30を下回ってきました。

フランスでは百貨店が再開。

上海ではディズニーランドが全面再開。

と、世界で経済活動再開の動きが続いています。

日本でも、5月半ば以降、徐々に平常モードに移行する地域が増えていくことになりそうです。

とはいえ、今週は決算発表が多くあり、株価的には一進一退という感じになりそうです。

2020年5月9日の日経新聞に「減配リスク 見極めよう」という記事が載っていました。

なるほど!と思ったのは

「1株当たりの配当を株価で割った配当利回りの上昇は、割安感のシグナルであると同時に減配の可能性があるという警告でもある。(中略)業績の激変期は利回りに惑わされないことが肝心だ。」

という部分です。

株価が下がり、配当利回りが上昇すると、ついつい買いたくなってしまうものです。

その銘柄の業績に関係なく、同一セクターや全体相場が下落して、「連れ安」になり、配当利回りが上昇したのであれば、お買い得と考えてもいいでしょう。

しかし、その企業自体の業績が悪化して株価が下落した場合、目先、配当利回りが上昇しても、「減配」の可能性も高くなってくるはずです。

今回のコロナ・ショックによる急激な景気の悪化局面なら、尚更…

個人的に、今回の下落局面では幸か不幸か(?)「資金不足」で何もできなかったため、そういう意味では特に問題はなかったのですが、必ず来るであろう次の下落局面では、注意しないと、と思いました。

忘れっぽい質なので、かなり心配ですが…