今日(5/26)の日経平均はかなり大きく上昇しました。
終値は21271.17円。
前日比529.52円高でした。
日経平均VIは、26.72。
とりあえず相場は落ち着いてきたと言えそうです。
緊急事態宣言の全面解除を受けて経済活動が活発化する、という期待から日経平均は21000円台を回復しました。
とはいえ、ワクチン開発にはまだ時間がかかり、新型コロナ感染者数が再び増加すれば、経済活動もまた制限されることになります。
なかなか上値を追い辛い状況がしばらく続きそうです。
『オニールの成長株発掘法』に
「マーケットの方向性を判断する最善の方法は、主要な平均株価三〜四種類の日足チャートで価格と出来高が日々どのように変化しているかを注意深く観察し続けて、チャートの示すマーケットの方向を読み取ることである。」
と、あります。
日々、日経平均について見ていますが、なかなか方向性はわかりませんが…
とはいえ、この先のシナリオをちょっと考えてみると、
・現在は、経済活動の再開への期待で上昇しているところ。
・この先、経済活動の再開にもかかわらず、低調な経済指標の発表が続けば、相場は下落。
・新型コロナワクチンの開発の進展で株価上昇。米中の関係悪化で下落。その繰り返しで、もち合いが続く。
という感じでしょうか?
米中の対立は、もはや新常態。
やはり、ワクチン開発と、経済指標の好転が本格的な相場回復のカギになるでしょうか。