ポジティブな「損切り」!

今日(5/28)の日経平均は大きく上昇しました。

終値は21916.31円。

前日比497.08円でした。

日経平均VIは、27.34。

上海総合指数は、若干上昇。ハンセン指数は逆に下落しました。

昨日のS&P500は、3036.13。

3000台を回復してきました。

国内外の財政政策や金融政策のニュースから、経済回復への期待が高まり、日経平均は大幅高となりました。

中国では全人代で「香港国家安全法」制定の方針が決定されたようです。

この先、米中関係のさらなる悪化は必至でしょう。

新型コロナの流行「第2波」への懸念もあります。

株価はコロナ・ショックの急落後、ずいぶん戻してきましたが、また大きな下落がないとも限らず、「長期投資」の資産をいかに下落から守るか、悩むところです。

読んでいた『オニールの成長株発掘法』に、そのヒントがありそうなので、その部分を引用しておきます。

「買いポイントから七〜八%下落したら常に損切りして損失を最小限に抑えるということをしていれば、マーケット全体が調整を始めたときに、少なくとも一〜二銘柄は強制的に売られることになるだろう。そうなれば、株価のさらなる上昇に対して疑いを持った防衛的な心構えが早い時期に作られるはずだ。」

オニールの投資法は「長期投資」ではなく、タイミングを見計らって成長株を売買する、というのがメインだと思います。

個人的に、今までほぼ100%が「長期投資」でしたが、今後、徐々に、状況を見ながら成長株に投資する割合を増やしていこうと思っています。

損切り」は昔から苦手ですが…

上記のようなスタイルの投資をしていけば、

「相場急変に嫌でも気づける!!」

そう考えると「損切り」もポジティブにできそうです。

で、損切りして現金化したら、「長期投資」でメインに買っているETFの指数(S&P500など)のレバレッジのかかったベア型ETFを買って、資産を守る!という。

「これ、いいんじゃないか!?」

という気がしますが、実際やるとなるとかなり難しいでしょうかね〜。