奥野一成『教養としての投資』を読む

今日(6/23)の日経平均はまぁまぁ上昇しました。

終値は22549.05円。

前日比111.78円高でした。

日経平均VIは、28.90。

マザーズ指数終値は、1051.32。

今日の上海総合指数は微妙に上げ、ハンセン指数は1.6%くらい上昇しました。

昨日のS&P500終値は3117.86。

ナスダックは過去最高値を更新。

ドイツなどヨーロッパでも新型コロナの感染者がまた増えてきているそうです。

経済活動再開に伴って、予想通り(?)の展開ですが、市場では、そこまで深刻に捉えられていない印象です。

米中貿易に関して、米大統領補佐官のナバロ氏が、「中国との通商協議は終わった」と発言したというニュースが出て、相場は一時動揺したようです。

「終わった」って、どういう意味!?

米中関係は「終わってる」って意味??

というニュアンスにもとれますが…

実際のところ、通商合意は継続しているようで、トランプ大統領も「全くの無傷」とツイートしたと、ロイターのニュースに出ていました。

どうやら「問題」は新型コロナに関する中国国内の情報を米国側に伝えるのが遅かったこと。それが、米国内での感染拡大につながったことが、根っこにあるようです。

今日は、他に

東京ディズニーリゾートが7月1日に再開予定

・米国が中国のメディア4社を在外公館扱いに認定

・2025年度のプライマリーバランス黒字化目標は維持

などのニュースがありました。

今、奥野一成さんの『教養としての投資』を読んでいます。

投機ではなく、「投資」の考え方を身につけることは、自分の仕事にも役立つという話から、長期投資の考え方まで、色々と考えさせられます。

バフェットに強い影響を受け、「売らなくていい会社しか買わない」という投資のスタイル。

長期投資をメインにしている僕としては、理想的だな、と思います。

「売らなくていい会社」は、「高い付加価値」があり、「参入障壁」が高く、「長期潮流」に乗っている、という3つの要素を兼ね備えているそうです。

個人的に、リーマンショック直後くらいから持ち続けている銘柄を見てみると、

・株価が急激に上昇したものの今は下落トレンドにあるもの

・着実に株価が上昇を続けているもの

・ほぼ横ばいで、株価があまり変わっていないもの

に、ザッと分けられます。

この中で明らかに「売らなくていい会社」は、着実に株価が上昇を続けているものでしょう。

これらの会社について「付加価値」「参入障壁」「長期潮流」の点から、他の会社と比べてみたら、今後「売らなくていい会社」を見つけるヒントが得られるんじゃないか?と考えています。

株価、株価、と書いていて思い出しました。

著者は、長期投資では「株価」は忘れているくらいのほうがいい、ということを書いていました。

「株価」、しばらく忘れてみます…