奥野一成『教養としての投資』を読了。自分の長期投資を考え直す。

今日(6/24)の日経平均は微妙に下落しました。

終値は22534.32円。

前日比14.73円安でした。

日経平均VIは、28.25。

マザーズ指数は1060.32。

今日の上海総合指数は若干上昇。

ハンセン指数は若干下落。

昨日のS&P500終値は3131.29。

ナスダックはまた最高値を更新しました。

米国では、新型コロナ再流行の流れが続いているようです。

国内でも、今日は東京都で55人の感染者が確認されました。

経済活動再開後、やはり感染者数は増加傾向にあって、今後の推移が気になります。

今日は、北朝鮮が韓国に対する軍事行動を延期、というニュースもありました。

昨日に引き続き、今日も奥野一成さんの『教養としての投資』を読みました。

読了して、

「ちょっと自分の長期投資の考え方を変えないとマズイな…」

と思いました。

ちょっと本文から引用させていただきます。

「もし日本企業の株式に投資するのであれば、銘柄を厳選しなければなりません。少なくともTOPIXのような、市場全体を買うインデックスファンドへの投資は、日本株に関して言えば全く無意味です。(中略)これらの長期的に利益を増やすことが出来ない企業が多数含まれるインデックスのファンドを買うのは、いくら長期保有を心掛けたとしても、時間の無駄以外の何物でもないことを申し上げておきましょう。」

個人的にS&P500のインデックスをメインに積み立てていて、そこは本書においてもOKが出そうですが、少量ですが、TOPIXのインデックスも買っています…

しかも、日本の個別銘柄も買っていますが、「銘柄の厳選」とは程遠い感じ…

著者は何度となく、高付加価値で、参入障壁も高く、長期的な潮流に乗っている「圧倒的な競争優位性」を持った企業に投資することの重要性を指摘しています。

一方、僕はと言えば、長期保有目的で、目先の配当利回りが高く、株主優待もついている銘柄に投資中…

(このやり方も、本書の別のところでダメ出しされています)

ともあれ、もう一度、長期投資について考え直すきっかけが得られて良かったと感じています。

まずは、投資を検討している企業の「参入障壁の高さ」についてじっくり調べてみようと思います。

あと、米国の個別銘柄に投資する前提で、財務情報や企業の状況など、英語で読めるように勉強し直そうかと思っています。

(三日坊主にならないように気をつけます…)