いずれやってくる(であろう)「ワクチン相場」に備えて

今日(6/29)の日経平均は大きく下落しました。

終値は21995.04円。

先週末比517.04円安でした。

日経平均VIは、32.42。

またグッと上がってきました。

マザーズ指数は1018.61。

今日の上海総合指数、ハンセン指数は共に若干の下落。

先週末のS&P500は急落して、終値

3009.05。

中国全人代常務委員会で「香港国家安全維持法案」が審議されていて、成立間近ということで、米中の対立激化が懸念されています。

また、新型コロナウイルスの世界的な流行はまだまだ拡大が続いています。

国内でも新型コロナの感染者数がまた増えてきている地域があるものの、政府は緊急事態宣言を出す状況ではない、と考えているようです。

先週の米国株急落もあり、今日の日経平均は22000円を割り込んで引けました。

今後も、上げたり下げたりを繰り返すもち合いが続いていきそうですが、いずれ新型コロナのワクチンが実際に接種の段階になってくれば、大きく上昇する「ワクチン相場」的な感じになってくるでしょうか。

そうなってくれば、「巣ごもり」系など今買われている銘柄から、売り込まれている銘柄にかなり資金が移ってくるはずです。

となると、今は、新型コロナの影響をモロに受けて安くなっている銘柄で、財務に余裕があるものを、「積み立て」的に時間をズラしながらポツポツ買っていくのがいいでしょうか?

とはいえ、当てにしている「ワクチン相場」が不発だった場合は…

シナリオとしては、ワクチン接種までの間に株価は十分に上昇して「織込み済み」となり、金融政策も緩和から引き締めに移行していきそうな雰囲気に。

「ワクチン接種開始!」のニュースが出た時が天井で、そこから下落…

そういうことも十分あり得ますよね〜。