2020年9月19日の日経新聞によると、海外投資家が日本のREITの買いに動いているそうです。
「国内REIT 海外勢攻勢」という記事では、新型コロナの影響が相対的に小さい日本のREITが買われていると書かれています。
商業施設も営業を再開し、賃料収入も悪化しないのでは?という見方があるようです。
個人的なイデコの積み立てでも海外REITのほうが下げが大きいです。
現在、国内REITはマイナス3.2%。
対して、海外REITはマイナス6.6%になっています。
『週間東洋経済』2020年9月26日号には「物流施設人気は続くのか REITの二極化後を占う」という記事が出ています。
コロナ・ショック後しばらくは、物流施設や住宅系REITが堅調だったものの、今後は、「売られすぎ」の商業施設やホテルが業績の回復が見えつつあるものから、見直されるようになってくるのでは、と。
相対的に高めの物流や住宅が売られて、商業施設やホテルが買われる展開になってくるのかもしれないですね〜。
しかし、オフィス系REITはやはり微妙なようです。
今日、2020年9月21日の日経新聞に「世界のオフィス一変 在宅勤務浸透で 米の新規契約半減」という記事が出ています。
アマゾンなどオフィスを拡大している企業もあるものの、新型コロナ流行によるテレワークの増加で、都市部のオフィスを縮小する企業が増えているようです。
国内の企業でも同様の動きがあり、ポートフォリオの大部分を都心のオフィスビルが占めるREITは、今後どうなるか…?
個人的には、国内個別REITを買い増すなら、インバウンドにあまり依存していないタイプの商業施設をポートフォリオに含む総合型のものですかね〜。