2020年9月26日の日経新聞に「貴金属価格 軒並み急落」という記事が出ていました。
ここ最近の欧米株安が引き金になって換金売りが広がったようです。
プラチナや銀も下落しているとのこと。
確か、プラチナは工業需要の鈍化で上昇は緩やかで、銀は金と比較して割安だったので、急上昇していたはず。
とりあえず、SBI証券のホームページで金と銀の海外ETFをチェックしてみました。
金のETF、SPDR ゴールド シェア(GLD)〈経費率:0.40%〉のチャートを見てみると、8月初旬の急落以降、もち合いがしばらく続き、9月の中旬から下旬にかけて、また一段下落している感じです。
iシェアーズ ゴールド トラスト(IAU)〈経費率:0.25%〉もほぼ同様の動き(GLDとは、連動指数は違いますが、同じ「金」が対象ですし)。
(ちなみに、朝倉智也さんの『ETFはこの7本を買いなさい』では、金ETFとして、このIAUがオススメとして紹介されています。経費率が低めなのがポイントのようですね。)
銀のETF、iシェアーズ シルバー トラスト(SLV)〈経費率:0.50%〉のチャートを見ると、7月半ばから60%近く急上昇した後、8月上旬に急落し、もち合いが9月半ばまで続いた後、更に大きく下落しました。
先行きが気になるところですが、金利が上昇傾向になってくれば、金や銀は更に下落してくるんだろうと思われます。