無印良品「大豆ミート 薄切りタイプ」で回鍋肉を作ってみる。

今日は、無印良品大豆ミート 薄切りタイプ」を使って、回鍋肉を作ります。
無印良品の「大豆ミート」シリーズ、ミートボール、ハンバーグ、ひき肉タイプと食べてきて、今回は薄切りタイプ。

f:id:signedfullness:20201129155626j:plain

これで、現在販売されている大豆ミートシリーズを全部食べてみたことになります。
これまで食べてきた3種類は、大きな分類としては「ひき肉」タイプで、どれもかなり美味しく、リアルなひき肉に負けない満足感がありました。
しかし、今回の「薄切りタイプ」は、本当の「お肉」の薄切りを模しているもの。
味、食感、満足感など、どのくらいの完成度なのか?
とても楽しみです。
 
前回の「ひき肉タイプ」麻婆豆腐と同様、今回もオレンジページ『The 基本』のレシピを見ながら回鍋肉を作ってみます。
豚バラ薄切り肉150gの代わりに、80g入り「大豆ミート 薄切りタイプ」2袋を使います。

f:id:signedfullness:20201129160244j:plain

「ひき肉タイプ」と同様、「薄切りタイプ」も下味がついているようなので、レシピの合わせ調味料「しょうゆ 小さじ1」を半分くらいに減らしてみます。
前回の麻婆豆腐の時に、レシピ通りの味つけにしたら、ちょっと塩辛く感じたので。
 
とりあえず、ネギと一緒に炒めて、一度お皿に取り出したものがこれ。

f:id:signedfullness:20201129160330j:plain

見た目は、ほとんど「お肉」そのものですね〜!
脂身の部分はありませんが…
 
そして、野菜を炒め、少しお酒を入れて蒸し焼きにし、肉をフライパンに戻して、合わせ調味料を投入。
全体に味をからめながら更に少し炒めたら、完成です!

f:id:signedfullness:20201129160406j:plain

あっという間にできました!
すごく簡単!!
本物の豚バラ薄切り肉を使う場合は、しょうゆとお酒で下味をつけるため、ボールに入れて10分おき、その後、熱湯でサッと茹でる、という下処理が必要ですが、「大豆ミート」の場合は、そのままフライパンに投入できるので、とてもお手軽です!
「まずまずの仕上がりかな」と思いつつ、お皿に盛ると、
「少し水っぽい…」。
合わせ調味料に入れた片栗粉の量がちょっと少なかったか…?
 
まぁ、ともあれ、さっそくいただきます!
 
まずはメインの大豆ミートから。
見た目はほぼお肉。期待が高まります!
「う〜ん…まぁまぁ、かな…」
ちょっと微妙な印象。
味的に「お肉」を期待していると、やはりちょっと「パンチ」が足りないか…
「脂の旨味、甘味ってすごく肝心なんだなぁ〜」
と思います。
 
食感は?
「よく煮こんだ白モツのような…」
「お肉」のような弾力はあるものの、少し柔らかい印象。
とはいえ、「大豆でここまでできるのか!?」というポジティブな驚きを感じます。
 
今度はキャベツとピーマンと一緒に大豆ミートをいただきます。
野菜のシャキシャキ感と、大豆ミートの弾力。
それに甜麺醤の甘辛さと、豆板醤のピリ辛味が混じり合い、しっかり回鍋肉の味わい。
「これが、回鍋肉の『未来』なのかも!?」
そんな気分になりました。
 
美味しくいただき、満腹になったところで、台所の後片付け。
中華の後の洗い物は、「油」「脂」でギトギト…ちょっと憂鬱…
と、思いきや!!
お肉の「脂」がないので、サラッと終了!!!
これが、今回の一番の驚きか!?
 
さて、気になる「大豆ミート 薄切りタイプ」の栄養成分は?
80gあたりで、
エネルギー  56kcal
脂質  0.6g
炭水化物  3.8g
食塩相当量  0.8g
だそうです。
 
今回も参考に、文部科学省「食品成分データベース」を使って、豚バラ肉の栄養成分を検索してみます。
「ぶた/ばら」を検索すると、「大型種肉」と「中型種肉」に分かれて表示されます。
中型のほうがエネルギーや脂質が高めなようです。
とりあえず、大型、中型の平均値(小数点第2位四捨五入)を書いておきます。
(こちらは「生肉」、大豆ミートのほうは加工済みということで、あくまでザックリとした参考程度、という感じです。)
エネルギー  331.5kcal
脂質  30.2g
炭水化物  0.1g
食塩相当量  0.1g
後片付けの楽チンさが、数字に表れている気がします(笑)。