ヤニス・バルファキスの本を読む

今日の日経平均は少しだけ上昇しました。あまり材料のない中、小幅な値動きだったようです。


ヤニス・バルファキス『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい 経済の話。』を読みました。

神話や文学、そして『ブレードランナー』や『マトリックス』などの映画との類推で経済をわかりやすく説明してくれる本書は数式だらけの経済学の本が苦手な自分でも、面白く一気に読んでしまいました。

話題は「余剰」が生まれた農耕文化の始まりから、仮想通貨、AI、トランスヒューマニズムなど現在の問題まで。

経済について、専門家に任せるのではなく、「自分で」考えて行動するための指針を示してくれる本だと思いました。