とりあえず停戦

G20で米中首脳会談が行なわれました。とりあえず貿易摩擦が幾分和らぐ方向に向かいそうです。


短期的には好材料という感じですが、長期的には多くの波乱が待ち受けているような気がします。

交渉がすんなりまとまるということはないでしょうし。


ここのところの相場は、米中貿易交渉頓挫による下落から、FRBの早めの利下げ開始への期待で上昇という流れでしたが、この先、どうなっていくでしょうか?


米中貿易交渉が再び動き始めることの世界経済へのプラスの影響が、実際の経済指標にも現われてくるようなら、FRBの利下げは先送りということになるかもしれません。

景気減速懸念の後退というポジティブな材料と金融緩和の期待ハズレというネガティブな材料のどちらが市場に強く働くか?