下落の「底」はまだまだ!?

今日(3/10)の日経平均は、なんと(!)上昇しました。

終値は19867.12円。

前日比168.36円高でした。


昨日の米国市場ではダウ平均が2000ドル以上下落。

これは今日の日本株も大きく続落か!?と思っていましたが、意外な展開でした。

米国をはじめ、各国首脳が新型肺炎に対応した経済政策を打ち出し始めていることが好感されているとか。

とはいえ、まだ「底」と考えるのは早過ぎでしょうね。



さて、下落相場だと、ついつい含み損のある銘柄をナンピンしたくなります。

「平均取得単価が下がって、プラスで売り抜けられるかも!?」

という感じで。


個人的にも、そんな誘惑に駆られる銘柄が複数あります…


が、「長期的に3%くらいの利回りで運用できそうなものを分散を効かせながら少しずつ買い足していく」という自分のメインのスタイルからすると、

この誘惑には抵抗しないとダメかな、と。


国内個別株をナンピンするより、価格が下がって相対的に利回りの上がった海外ETFなどを買ったほうが、分散も効くし、成長への期待も持て(アセットクラスによりますが)、為替差益も狙える(今、けっこうな円高なので)はず。


その結果、ポートフォリオ全体の利回りや分散の具合も良くなる。


個別株をナンピンすると、その銘柄に関しては、平均取得単価も下がり、平均利回りも良くなるものの、投資が狭いところに集中してしまって、ポートフォリオ全体としては、バランスが悪くなる場合もある。


と、頭ではわかっているのですが、実際に安くなった銘柄を見ると、ついつい

「今買うと平均取得単価はいくらになるかな?」

と計算を始めてしまい…


「冷静さ」大切ですよね〜…