大手行はそんなにベア型投信を持ってるの!?

今日の日経平均はまずまず上昇しました。とはいえ、商いは低調気味で値を下げた銘柄も多かったようです。

現在、ドル円は109円台に乗せ、円安気味。日経平均先物も若干上昇していて、明日もまずまず堅調に推移するでしょうか。


ロイターのコラムで『4兆円弱の大手行保有「ベア型」投信、相場変動の激化要因に』というのを読みました。

先だって、日本株が「そこまで上げるか!?」というくらい上昇する日がありましたが、イマイチ理由がはっきりしない…と感じていました。どうも大手行がベア型投信を解約していることが、その一因とか。


日銀が10/24に公表した「金融システムリポート」によると、2019年8月末の大手行の投信保有残高は7.5兆円。その5割程がベア型とか。


「そんなに持ってるの!?」という印象ですが、政策保有株の下落ヘッジなどで、やむを得ないところでしょうか?


ちょっと前まで、早ければ今年中にもリセッション入り、とか言われていましたし。


個人的には、2018年末から2019年初めにかけての株価急落時にはベア型ETFを買ってヘッジ(という程買えないので、お小遣い稼ぎのようなものでした…)を試みましたが、5月の連休明けの下落時は資金的な余裕がなく…できませんでした。そもそも、連休明けは「上昇する!!」と思い込んでいたこともあり、連休前に現物株を買ってしまっていて…


とはいえ、大手行も色々悩んでいるんだな、と思うと、少し勇気が出ます。