今日もESG投資に関して、個別の投資信託を見ていきます。
「CAM ESG日本株ファンド」
キャピタル アセットマネジメント
追加型/国内/株式
このファンドの特色は、交付目論見書によると、「ESG(環境対応、社会責任、企業統治)に対する経営目標と態勢整備状況を定量的に分析・評価して、経営力、成長性で優位のある企業に中長期投資」すること。
「ESGの評価項目に基づく企業の取組みを定量的に評価」したESGスコアと財務面の分析・評価を総合して銘柄選択を行います。
投資比率は「ESGスコアに基づいて」決定するそうです。
信託期間:無期限
繰上償還の条件:「残存口数が減少し運用が困難となった場合」、「信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき」、「やむを得ない事情が発生したとき」
購入時手数料:3.3%
信託財産留保額:なし
信託報酬:1.496%
販売会社
・カブドットコム証券
・キャピタル・パートナーズ証券
・共和証券
・東武証券
・日産証券
・松井証券
・楽天証券
請求目論見書には、2020年2月28日現在の投資有価証券の明細が30位まで出ています。
投資比率上位10位まで見てみると、
・中外製薬
・富士通
・ソニー
・ディスコ
・HOYA
・エーザイ
・花王
となっています。
個人的な感想として、目論見書の中で、世界のESG投資の現状や、ESG投資の特徴など、丁寧に説明しているところに好感が持てます。
個々の銘柄に関しては、他の投信やESG指数とは、また違った選択がされていて興味深いですね。
ソニーや花王など、ESGの常連組(?)もランクインしていますが、他ではあまり上位で見かけない企業もあって、是非Webで、具体的なESGの取り組みについて調べてみたいです。
それにしても、キャピタル アセットマネジメントのHPはとてもわかりやすいですね。
徹底して、投資初心者でも大丈夫なように作られている感じがします。
キャピタル アセットマネジメントは2017年1月に日本初の日本株対象の個人向けESG投資ファンドを立ち上げたんですね〜。
ESG投資に個人として、どのように取り組んでいくか?手探りを始めたばかりですが、様々なファンドの投資スタイルから学べることも多いな、と思います。