「同一労働同一賃金」もESG評価の一つに

今日(5/18)の日経平均は少し上昇しました。

終値は20133.73円。

前週末比96.26円高でした。

日経平均VIは、30.67。

少し下がりました。

国内でも経済活動の再開の動きが増えてきています。

新型コロナウイルスの感染者数の伸びも鈍化傾向ということで、少し楽観的なムードが出てきているようです。

5月11日の日経新聞電子版に「りそなが崩した『正規』の壁 人材活用、危機から模索」という記事が出ていました。

2020年4月1日から大企業には「同一労働同一賃金」ルールが既に適用されていますが、実際には、なかなか「同一」ということにはなっていないようです。

りそなHDはかつて実質国有化という極めて厳しい状況に置かれた時に人材の流出もあり、限られた人材の有効活用の方法を色々と模索してきたようです。

職務等級は社員区分(3つに分かれていて、正規、非正規という言い方はしないそうです)に関わらず一本化されていて、「グレード」によって自動的に給与水準が決まるとのこと。

そのような「同一労働同一賃金」の仕組みがあるので、自分の希望で社員区分を変えることが容易にできるそうです。

このような仕組みがあると「多様な働き方」が可能になり、「多様な働き手」の確保が将来的に可能になるのではないか?という気がします。

個人的にESG投資の評価について、「女性活躍」と共に「同一労働同一賃金」も重視したいと思っているので、マイナス金利やAI、フィンテックによる金融の大きな変化など、心配な要素はあるものの、りそなHD、ちょっといいなと思っています。