今日は、タケシン「紅しょうがピー 串カツ風味」をいただきます。
「大阪名物」？？
「しょうがをそのまま揚げました。」？？
「二度漬け禁止！！」？？？
パッケージには、興味をそそられる謎のフレーズが並んでいます。
「これは買わねば！！」
近所のスーパーで見かけて、即購入しました。
大抵、どのお菓子もパッケージを見ると、どんな見た目で、どんな味か、だいたい想像できるものですが、この「紅しょうがピー」はまったくの？？？状態。
「しょうがをそのまま揚げました。」
って、そもそも紅しょうがを揚げて食べるの？？
と、思うのは、僕がまったく食文化に疎いせいでした！
関西では、紅しょうが、揚げて食べるそうです！！
(実は大阪に数年間住んでいたこともあるのですが、全然知りませんでした…)
2013年8月3日付けの日経スタイルに「関西人の「もったいない」精神が生んだ紅しょうが天」という記事が載っています。
この記事によると、紅しょうがを薄くスライスして、衣をつけて揚げた「紅しょうが天」は「昔から大阪の庶民の味」だそうで、ソースをかけておやつに食べたりするそうです。
とはいえ、食べたことのない者にとっては、「紅しょうがを揚げて、ソースをかけて食べる」と言われると、かなり突飛というか、奇抜というか、そんな印象を受けますが…
しかし、記事を読み進めると、そんな印象も吹き飛びました。
「大阪の粉もん料理と同様」という記述にピンときました！
確かに「ソース」と「紅しょうが」、お好み焼きやたこ焼きを考えてみれば、相性が良いことは、明らか！！
その紅しょうがに衣がついていて、その衣にソースが染み込んでいたら…
「そりゃ絶対美味いだろう！！」
完全に納得したところで、「紅しょうがピー」いただきます。
パッケージを少し開けた時点で、フワリと紅しょうがとソース、揚げ油が渾然一体となった香りが立ち昇ってきます。
華やかな赤い色ですね〜。
紅しょうがをそのまま揚げているんですね〜。
最初の食感はしっかりザクザクしています。衣がパリパリなんですね〜。
ソースのスパイシーな香りが鼻を抜けていきます。
噛んでいくと…
ジワジワきました。紅しょうがの香りと辛み。
さらに噛んでいくと…
「辛い。相当、辛い。」
頭の先端から、ポカポカ温かくなっていくような辛さ。
ショウガならではの辛さですね〜。
トウガラシの辛さとは違う「じんわり」した感じですね〜。
とはいえ、数枚食べると、舌がビリビリしてきます。
そこで、「紅しょうがピー」の「ピー」、ピーナッツの登場です。
パッケージの中には、けっこうな量のピーナッツが入っています。
これが、ソースと紅しょうがで辛くなった口の中をやんわりリセットしてくれます。
そして、また紅しょうがを食べ、ポカポカして、ビリビリしてきたら、ピーナッツを食べる。
小さめのパッケージなので、このプロセスを3回くらい繰り返すと、もう食べ切りになります。
「もっと食べたい！！すごい美味い！！」
というのが、率直な感想です。
美味しい上に、貴重な食文化にも触れられる「紅しょうがピー」。
とても勉強になる素敵なお菓子ですね〜！
そういえば、「紅しょうがピー」を食べていて、大阪に住んでいた時のことを思い出しました。
よく友人から、関東の言葉と関西弁のアクセントの違いを指摘されていましたが、ある時、
「カナブン」を「カ」にアクセントをつけて発音したところ、
「それは違う！」と。
「カナブン」は関西弁では、アクセントをつけずに平らに発音するんだ、と。
「お前、新聞を「シ」にアクセントつけて言うんか？」
とたたみかけてきます。
「新聞は、確かにアクセントをつけずに平らに発音するなぁ」
と、その時はなんとなく納得してしまいましたが…
今、冷静に考えてみると、
「カナブン」と「新聞」、別に何の関係もないじゃん！！
という気がしています…
それにしても、日本の国内だけでも場所によって、食べ物や言葉に色々な違いがあって、とても面白いですよね〜。
「お菓子」を食べるだけでも、様々な発見があります。
さて、今日もコリスガム「フエラムネ」食べます。
今日はどんなおもちゃが出るか？
これは…
またまた出ました！！
当たりの「太陽の光で色が変わるおもちゃ」。
このシリーズはけっこう当たりが出ますね～。
