製薬会社株を長期的視点で買うというのはどうか?

今日(5/15)の日経平均は最終的にプラス圏で引けました。

終値は20037.47円。

前日比122.69円高でした。

日経平均VIは、32.13。

少し下がりました。

米国の新規失業保険申請件数は予想を上回る数字でしたが、経済活躍再開への期待が上回ったようで、米国株は上昇しました。

中国の4月小売売上高は市場の予想を下回るマイナス7.5%。

とはいえ、前回の数字よりはマシなようで、少しずつ個人消費も回復してきているでしょうか。

そんな中、トランプ大統領の中国批判がまた強まっています。

考え様によっては、コロナの「非常事態」から「平常モード」に米国も戻ってきて、ようやく中国に対する外交に取り組む「余裕」が出てきたのかな?という気もします。

少し前の日経新聞感染症薬の開発に積極的に取り組む製薬会社のESG評価(S:社会の点から)が高まる可能性がある、という感じの記事が出ていました。

がんや認知症の治療薬に比べると、感染症薬は「薬価」的にはあまり期待できないようですが、社会的な価値は高い、と。

新型コロナ流行中の現在、バイオ関連や製薬会社への注目は相対的に高まっています。

実際、新型コロナへの不安が高まると関連銘柄が買われる感じの相場が続いています(逆に不安が後退すると、景気敏感株が買われて、という繰り返しのような感じですが)。

製薬会社株には、昔から「研究開発費が多くかかるのに治験で失敗するリスクが高い」「特許が切れると収益に大きな影響が出る」というようなネガティブなイメージを持ってしまっていて、個別株では保有していませんでしたが、ESG的な視点から見直してみようか、と考えています。

個別株ではなく、医薬品セクターのETFという手もありますね。

(出来高が少ないと流動性が心配になりますが…)