パウチ裏面には、「本品は料理用の素材ですので、調理してお召し上がりください。」と書かれています。
「ひき肉を使う要領で」、「麻婆豆腐、ミートソース、担々麺などの料理に」ということなので、とりあえず今回は、麻婆豆腐を作ってみることに。
それにしても、「大豆ミート」のポテンシャルは、スゴいです。
ミートボール、ハンバーグと食べてきて、食感、味、満足感、共に個人的には「肉として」十分な印象。
将来的に、食糧需給や環境負荷的に「お肉」を食べることが困難になっても、「大丈夫かも!?」と感じました。
その大豆ミートのひき肉版。
味の濃いめな麻婆豆腐に入っていれば、なおのこと「お肉」との違いがわからないんじゃないか?
そんな予想をしつつ、さっそく調理にかかります。
参考にするレシピはオレンジページの『The 基本 200』。
基本的なおかずのレシピ、調理法がわかりやすく説明されているので愛用しています。
書いてある通りに材料を準備して、フライパンに入れ、火を通し、「ひき肉を加え」という部分で、「豚ひき肉」の代わりに「大豆ミート ひき肉タイプ」を投入。
その後もレシピ通りに、豆腐を投入し、少し煮てから、水溶き片栗粉を入れて、とろみをつけ、仕上げにごま油を少し振ったら出来上がり。
「すごく簡単!しかも、美味そう!!」
レシピには書いてませんが、個人的な好みで花椒をパラパラかけていただきます。
そのタレが絡んだ熱々の豆腐!!
最高ですね〜。
で、肝心の「大豆ミートのひき肉」はどうか?
味自体は控えめながら、「しっかりひき肉食感」があって、存在感を発揮しています。
サッパリしているので、「豚」というより「鶏」に近い印象。
ちょっと気になるのは、全体的に少し「塩辛い」ところ。
考えてみたら、「大豆ミート ひき肉タイプ」に下味がついているようなので、他の塩分の入った材料の分量を調節する必要があったようです。
甜麺醤か豆板醤か醤油を少し減らしたらいいんでしょうね〜。
甜麺醤と豆板醤は味のメインの部分なので、「隠し味」的な醤油を減らすのがいいでしょうか?
実際、「大豆ミート ひき肉タイプ」の原材料を見ると、醤油が含まれているようなので、「醤油を減らす」が正解かもしれませんね。
ちなみに、「大豆ミート ひき肉タイプ」の栄養成分表示は、80gあたり、
エネルギー 133kcal
たんぱく質 11.5g
脂質 5.5g
炭水化物 9.3g
食塩相当量 1.1g
普通のひき肉はどうか?
今回も文部科学省 食品成分データベースで検索してみます。
今回は、麻婆豆腐ということで、「豚ひき肉」の「焼き」(生ではなく)で検索。
「焼き」にしたのは、「大豆ミート ひき肉」が既に火が通ったポロポロの状態なので、それとの比較ということで。
検索結果は、
エネルギー 249kcal
たんぱく質 20.6g
脂質 17.2g
炭水化物 0.1g
食塩相当量 0.2g
やはり大豆ミートのほうが、食塩相当量が多めなようですね。
とはいえ、全体的な印象としては、「大豆ミート ひき肉タイプ」で麻婆豆腐は十分美味しいです!!
来週は、同シリーズの「大豆ミート 薄切りタイプ」で回鍋肉を作ってみるつもりです。